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男じゃつらいよ

日記と聴いたもの、見たものたちの備忘録

2017

09/02

Sat.

20:30:10

When the Night (2013) - St.Lucia 

Category【洋楽(英米)

When The Night [Tracks]
1. The Night Comes Again
2. The Way You Remember Me
3. Elevate
4. Wait For Love
5. All Eyes On You
6. Closer Than This
7. Call Me Up

8. We Got It Wrong
9. September
10. Too Close
11. When The Night

南アフリカ出身のアーティストJean-Philip Grobler が率いるバンドSt.Luciaの1枚目のアルバム。収録曲の"Elevate"が好きだったのですが、歌よりサウンド重視な感じがしたので、アルバム買っても飽きちゃうかなと思い買わずにいたのですが、やっぱり気になるので今更ながらやっとアルバム聴いてみました。

ピコピコガシャガシャした音楽や、歌よりもサウンド重視の音楽ってあまり好きではなく、St.Luciaの音楽もわりとそっち系かとも思うのですが、Jean-Philipのクセのないさらっとした歌声と80年代風なサウンド、かすかに漂う切なさがなかなか好きです。あまりこういうサウンドのアルバムは持っていなかったのですが、気に入っています。

夏にピッタリな爽やかな曲ばかりで、夏のドライブなんかのお供にもうってつけ。爽やかでアップテンポな曲調とは裏腹に、歌っている内容は切ないものが多くて、夜寝る前に頭に浮かんできてしまう切ない悩みを歌っているみたいな。そんな意味で"When the night"なのでしょうか。

夏の盛りも過ぎたこの時期の、真夏とは違う微かな冷たさが混じる空気にすごいしっくりくる切なさだなぁと最近聴いていて思いました。
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2017

04/04

Tue.

23:12:21

Da・Di・Da (1985) - 松任谷由実 

Category【聴いたアルバム

松任谷由実[曲目]
1.もう愛は始まらない
2. 2人のストリート

3.BABYLON
4.Sugar Townはさよならの町
5.メトロポリスの片隅で
6.月夜のロケット花火
7.シンデレラ・エクスプレス
8.青春のリグレット
9.たとえあなたが去って行っても




ユーミン17枚目のアルバム"Da・Di・Da" オリコンチャート1位獲得。
ダ・ディ・ダ(Da Di Da)はふと口から出てきたフレーズで意味はないそうです。
ちなみに、アルバムのキャッチコピーは「わたしはダ・ディ・ダ」笑

この時代のユーミンの作品は都会で暮らす女性の恋模様を歌ったものが多いですが、このアルバムはその中でも都会で恋に仕事に頑張る女性を鼓舞するような曲が多いです。失恋を歌った曲も、ポジティブなメッセージが込められていたり、曲調も明るめだったり、聴いていると元気になれる曲が多くて好きなアルバムです。
このアルバムの曲で描かれている女性像は、まさに仕事に恋に頑張る丸の内OLといった風情。バブル時代の女性たちはこのアルバムを聴いて都会への憧憬や恋愛に対する夢を膨らませたことでしょう。

平成生まれのゲイ男子の嗜好にもピッタリなアルバムだったようで、今も昔も、しゃれおつでロマンチックな恋愛に憧れる乙女心は変わらないのでしょうか。笑

好きな曲ばかりなのですが、いくつかピックアップしてみましょう。
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2017

02/22

Wed.

00:01:00

ひこうき雲 (1973) - 荒井由実 

Category【聴いたアルバム

ひこうき雲 [曲目]
1. ひこうき雲
2. 曇り空

3. 恋のスーパーパラシューター
4. 空と海の輝きに向けて
5. きっと言える
6. ベルベット・イースター
7. 紙ヒコーキ
8. 雨の街を
9. 返事はいらない
10. そのまま

11. ひこうき雲

ユーミンのデビューアルバムひこうき雲。ユーミンがまだ19歳(!)の頃の作品。
40年以上前の作品ですが、アレンジがアコースティックなせいか、それほど音に古くささがなく、聴きやすいように思いました。松任谷時代のアルバムは当時の最先端の音で作られているものが多いので、今聴くと逆に古さを感じてしまう気が。

僕がユーミンを聴くようになったきっかけは、友人がドライブの車中で流していた「ひこうき雲」でした。しかしながら、ユーミンを聴きだしたものの、最初に手にしたのは姓が松任谷に変わって全盛期を迎えたバブル時代のアルバムだったので、僕がこのアルバムを手にしたのは、ユーミンを聴くようになってからかなり時間が経ってからでした。

松任谷時代から聴き始めた僕としては、荒井時代のアルバムで、ユーミンの新たな一面を発見できた気がしました。"松任谷"時代=全盛期の作品ですでにユーミンの音楽の質の高さを理解したつもりでいましたが、どうやらそれは勘違いだったようで、このアルバムを始めとする"荒井"時代の作品も、全盛期の作品と同等もしくはそれ以上に素晴しい作品だと思います。特にこのアルバムについては、デビューアルバム、しかも19歳でこんな完成度の高い作品がつくれてしまうのか…と舌を巻きました。情景描写で感情を表現する巧みさはこの頃から変わらぬユーミンの音楽の特徴ですが、荒井時代は松任谷時代にはない素朴さや素直さがある気がします。

アルバム全体の素朴な雰囲気がすごく好きです。②曇り空や⑥ベルベットイースターのイメージから、自分の中では、春のイメージが強いアルバムです。春って言っても、ポカポカ陽気な感じではなく、春の雨上がりの曇空、というカンジでしょうか。雲間から少し青空が覗くくらいの曇り空で、生ぬるい湿った空気が漂う、そんなイメージ。笑

「空」を連想させる曲やフレーズが多いので、聴いていると様々な空模様が心に浮かんでくるのも、このアルバムの聴きどころだと思います。
ユーミンの数あるアルバムの中でも一番好きなアルバムです。
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2016

11/14

Mon.

00:13:25

Fantôme (2016) - 宇多田ヒカル 

Category【聴いたアルバム

Fantôme [曲目]
1. 道
2. 俺の彼女
3. 花束を君に
4. 二時間だけのバカンス
5. 人魚
6. ともだち
7. 真夏の通り雨
8. 荒野の狼

9. 忘却
10.人生最高の日
11.桜流し



宇多田さんの8年ぶりのアルバム"Fantôme"
人間活動に勤しんでいた6年間、お母さんの死や結婚、出産といろいろな出来事を経験してきた宇多田さんですが、本作はお母さんのことについて素直に歌った曲が多く、とてもパーソナルなアルバムだと思います。

曲名がすべて日本語なのって、このアルバムが初めてですね。宇多田さん曰く、海外で暮らしてみて日本語の美しさを再確認し、今作は日本語のポップソングを作ろうと思っていたとのこと。

これまで、他のミュージシャンや生楽器を使った音楽制作はあまりしてこなかったため、スタッフからは「密室系アーティスト」と呼ばれていた宇多田さん。今作では密室を飛び出してアーティストとのコラボを実現しました。小袋成彬やKOHHといった新進気鋭のアーティストはすごく新鮮。⑨忘却のようなラップ+歌って構成も今まであったようでなかったんですね。

一曲一曲の完成度が高く、どの曲も存在感があって粒揃いのアルバムです。歌詞がシンプルでわかりやすい曲が多いという印象です。ひとつひとつの曲のテーマを考えてみると、孤独だったり、喪失感だったり、死だったり、悲しいテーマを扱っているものが多いにも関わらず、暗澹とした雰囲気にはならず、聴きやすいポップアルバムにまとめ上げているのはさすがだなぁと思います。

アルバム発表後のインタビューで、「現実逃避の音楽や恋愛至上主義の曲には興味がない」ということを話していましたが、それが宇多田さんの音楽が巷のJ-POPと一線を画している理由であり、時間が経っても聴き続けられる理由なんだと感じました。宇多田さんのアルバムの中でもお気に入りのアルバムになりそうです。
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2016

07/24

Sun.

10:40:35

All My Demons Greeting Me as a Friend (2016) - AURORA 

Category【聴いたアルバム

All My Demons Greeting Me as a Friend [Tracks]
1. Runaway
2. Conqueror
3. Running With The Wolves
4. Lucky
5. Winter Bird

6. I Went Too Far
7. Through The Eyes Of A Child
8. Warrior
9. Murder Song (5, 4, 3, 2, 1)
10. Home
11. Under The Water
12. Black Water Lilies

13. Half The World Away
14. Nature Boy
15. Wisdom Cries


今年メジャーデビューしたノルウェーのシンガーソングライターAURORAのメジャー第1作目となるアルバムです。初めて彼女の曲を聴いたときから、その独特な世界観と儚げな歌声がすごく気に入ったので、アルバム発売を待ち侘びていました。

彼女の歌声や世界観が生かされたアルバムに仕上がっていると思います。魔術だとか暗黒の森だとか、妖精だとか、そんなのが出てくる西洋のファンタジー映画の中にいるような雰囲気。笑

アルバムに先駆けてリリースされていた①Runawayや③Running With The Wolvesの厭世的な曲のイメージが強かったので、アルバムもそういった雰囲気になるのかと思っていたら、②Conquerorや⑧Worriorといったポジティブで明るい曲調の作品も収録されていて、また違った一面も発見できました。

全体的に似たような雰囲気の曲が多く、曲数も多いので、最初聴いたときは一曲一曲のイメージが弱いと思いましたが、曲のアレンジは彼女の歌声にすごく合っていますし、耳に心地良いのでついつい聴き入ってしまいます。

②Conqueror
I've been looking for the conqueror But you don't seem to come my way
躍動感があって幸せそうな雰囲気が漂います。片想いを歌った曲でしょうか。歌っているときのユニークな手の動きや表情はオーロラちゃんのトレードマーク。


③Running With The Wolves
シングルカットもされていますが、サウンドがすごくかっこいいし、アルバムの中でも際立っているように思います。MVも曲の世界観を上手く表現していて良いなぁと思います。オーロラちゃんの演技や表情にも注目です。


⑦Through The Eyes Of A Child
I would rather see this world through the eyes of a child
「子どものような目で世界を見たい」と、オーロラちゃんの音楽の哲学を歌います。冒頭のアカペラは歌声の美しさが光ります。終盤のコーラスも綺麗です。


⑨Murder Song (5, 4, 3, 2, 1)
He did it all to spare me from the awful things in life
人殺しソングという怖いタイトルがついていて、冒頭でいきなり射殺されてしまいます。「彼は私がこの世界の酷い部分を見なくて済むように殺したの」というなんとも悲痛な曲です。


⑪Under The Water
Under the water we can't breathe Under the water we die
なんだか息苦しそうな歌詞と、重苦しいアレンジ。
サビの沈んでいくような雰囲気が怖い。

これからの活躍がとても楽しみです。

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