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男じゃつらいよ

日記と聴いたもの、見たものたちの備忘録

2017

03/21

Tue.

00:00:20

マティスとルオー展(パナソニック汐留ミュージアム) 

Category【美術館めぐり

マティスとルオー展パナソニック汐留ミュージアムで開催中のマティスとルオー展を観てきました。

パナソニックミュージアム初めて行きましたが、ルオーのコレクションが充実してるんですね。

フランスの国立美術学校でともに学び、生涯友人として交流を続けたマティスとルオー。そんな2人の作品を手紙のやりとりとともに鑑賞できる展覧会です。少し前に東京都美術館でやっていたゴッホとゴーギャン展と似たスタイル。ゴッホとゴーギャンの仲はときにギクシャクしたり、ゴッホが発狂したりで危なっかしい感じがしましたが、マティスとルオーは終始和やかで安定した交友関係を築いていたようで安心して見れました。笑

パナソニックミュージアムがルオー作品たくさん所蔵していることもあって、マティスよりルオーの作品が多かったです。マティスは1905~1908年あたりに盛んにフォービスム(野獣派)の作品を描いていたそうですが、今回展示されていた作品はもっと後期のものだったので、色彩もいくぶん落ち着いた作品が多く、いわゆるマティス的なビビッドな色彩が目を引くような作品は少なかったです。

ルオーもフォービスムの画家として分類される(本人は否定していた)ようなのですが、マティスとはまた一味も二味も違った作風です。ルオーの作品をきちんと鑑賞したのは今回が初めてだったのですが、なかなか好きだと思いました。
マティスとルオー展荒々しい筆致や独特な色遣いが印象的でした。暗めの色彩の作品が多いし、突飛な色の使い方や組合わせをしているように思うのですが、それでも不思議とまとまっているというか、落ち着く感じがして良かったです。一緒に行った友人はルオーの絵は暗いから、マティスの方が好きと言っていました。好みは人それぞれですね。

ルオーの作品が気に入って、鑑賞後にショップで購入したポストカードはすべてルオーの作品になってしまいました。もっと他の作品も見てみたい。出光美術館もルー作品所蔵しているようなので、展覧会やってくれないかな。
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2017

02/27

Mon.

23:23:23

院展(そごう美術館) 

Category【美術館めぐり

院展
横浜に用事があったので、そごう美術館で開催していた院展を覗いてみました。シニア世代ばかりで若者はほとんどいませんでした。笑

まったくの前知識なしで行ったもんで、「院展」が日本美術院展覧会の略だと初めて知りました。日本美術院というのは、もとは岡倉天心が創設した美術の研究組織で、日本画を扱う美術団体だそうです。

「日本画」という言葉の意味も今回初めて知ったのですが(色々定義があるそうですが)、ここで言う日本画とは、明治以降に日本に入ってきた油彩画(洋画)に対して、岩絵具や和紙を使用するなど日本伝統の様式や技法で描かれた絵画を指すそうで、油彩画(洋画)の対抗勢力として発展したスタイルとのこと。
恥ずかしながら、岩絵具というのも今回初めて知りました。知らないことだらけ。

日本美術院というくらいなので、きっと有名な方の作品もあると思うのですが、そのへんまったく知識がないので誰がどうとかはかわりませんでしたが、却って先入観なしに観れたんじゃないかと思います。風景画が多かったです。
気に入った作品をチェックして見ていたのですが、山の風景を描いた作品で気に入ったものがいくつか。たぶん山の絵が好きなんですね、僕。チケットにも描かれている「アイガー北壁」という作品も気に入った作品の一つ。迫力があって雪山の張りつめた空気感が伝わって来るようでした。
大矢紀という画家の「耀」という作品も良いな~と思って、後でググッてみたら、他の作品も素敵な感じ。山岳風景を得意とする画家とありました。

また新しい発見ができて良かった。

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2017

02/19

Sun.

09:15:32

コレクターの眼(サントリー美術館) 

Category【美術館めぐり

サントリー美術館の「コレクターの眼」展に行ってきました。近年コレクションに加わったヨーロッパの陶磁器やガラス作品の展覧会でした。展示数はあまり多くない気がしましたが、おしゃれかわいい作品が楽しめました。

陶磁器のコレクションは、美術商の野依利之氏の寄贈品とのことで、オランダで作られたファイアンス(錫釉陶器)が大半でした。ファイアンスとは中国の磁器を模して造られた陶器で、ヨーロッパで磁器が発明される前に盛んに作られていました(今でも作られていますが)。
有名な窯元のキラキラな高級磁器が展示されているのかと勝手に期待していたので、思っていたのとは違いましたが、東洋風デザインのおしゃれな器やゆるさのある絵付けの茶碗(写真右)などなど、これはこれで面白いしかわいい。
日記用日記用
日記用日記用
14時くらいには観終わってしまったので、そのままミッドタウンをウロウロ。カフェタイムにはいつも並んでいる虎屋カフェがまだ空いていたので入ってみました。いつも行列だから諦めちゃうんですよね。

席に着くやいなや、一緒に行った女友達に「はい、バレンタイン」と虎屋の期間限定ラムレーズンようかんをもらいました。カフェに入る前に「お父さんにあげるバレンタインのお菓子買う」とショップに寄ったときについでに買ってくれたみたいです。ありがたや~笑
カフェでは一番お手頃な抹茶と季節のようかんのセットを注文。季節のようかんは梅のようかん。あまり梅の要素は感じませんでしたが、久しぶりに和菓子が食べられて満足です。

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2017

01/24

Tue.

08:04:24

日本におけるキュビスム−ピカソ・インパクト(埼玉県立近代美術館) 

Category【美術館めぐり

日本におけるキュビスムちょっと足を伸ばして、埼玉県立近代美術館(MOMAS)の「日本におけるキュビスム展」に行ってきました。MOMASを訪れるのは初めてです。

その名の通り、ピカソやブラックが発展させたキュビスムに影響を受けた日本のアーティストの作品を集めた展示会です。キュビスムとは、三次元に存在しているものを二次元の画面に表現する方法として編み出された表現で、ひとつのものを異なる視点から描いていたり、立方体(キューブ)や錐体を組み合わせたように描かれたりしているのが特徴です。そうした描き方によって、物事の本質や見えていない部分を表現したかったそうです。ピカソの「アヴィニョンの娘たち」がキュビスムの最初の作品とされています。

キュビスム自体がそれほど長い時間に渡る運動ではなかったそうですが、日本におけるキュビスムも、一時的な流行という側面が強く、キュビスム自体を深く突きつめていった画家はそう多くはないそうです。しかしながら、今回の展示では多くの日本画家が、一時的にも、その要素を取り入れた作品を残していることがわかり、キュビスムもしくはピカソの登場が日本の美術界においても大きな衝撃だったことが窺えました。
日本におけるキュビスム
最初はザ・キュビスムといった感じの作品が並びます。これは坂田一男という画家の作品で、一時的にキュビスムを取り入れるだけの画家が多い中、この人は生涯キュビスムの作品を創り続けたそうです。

この作品くらいならまだ何を描いているのかわかるのでイイですけど、だんだんと抽象画の要素が強い作品が出てきて、もはや何を描いているのかわからない作品もたくさんあります。物事の本質や見えていない部分を表現しようとしたキュビスムですが、結局何を描いてるんだかわからなくなってしまっているのはおかしい気もしますね。笑
日本におけるキュビスム
こちらはパッと見キュビスムには見えないですが、キュビスムの手法で対象を分解・再構築された湖の景色です。この作品は、一番最初の風景画の段階からいかにこの形に辿り着いたかのデッサンも展示されていてとても興味深かったのですが、デッサンを順番に見てもなぜ最終的にこうなるのかわかりませんでした。笑

日本におけるキュビスム常設展も良かったです。作品数は多くありませんでしたが、気に入る作品がいくつか。
モネの積みわらシリーズのひとつがあって、これがすごく素敵だと思いました。
モネの連作シリーズの中でも積みわらって地味で、今まであまり良いとは思っていなかったのですが、今回見た積わらは光の加減がすごく好みで、積わらシリーズの自分の中での印象が変わりました。
日本におけるキュビスム
「白の画家」と名前だけ知っていたユトリロの作品を初めて見ることができたのも良かった。今回見た作品は思ったよりも白くなかったけれど。

日本の近代画家の作品もあって、高田誠や斎藤政一という画家の風景画がとても好きでした。

天気の良い日曜日でも混んでいなかったので、ゆっくりじっくり見れて良かったです。ちょっと遠かったけど、なかなか楽しい展示だったな。

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2016

12/18

Sun.

19:50:56

ゴッホとゴーギャン展(東京都美術館) 

Category【美術館めぐり

ゴッホとゴーギャン展東京都美術館で今日まで開催中だった「ゴッホとゴーギャン展」に行ってきました。

混んでいるだろうと予想して少し早めの11時に美術館到着。すでに入場10分待ちでした。入口でスタッフが「館内とてつもなく込んでおります!」と叫んでいたのでげんなりしましたが(笑)、どうやらスタッフが大袈裟だったようで、混んでいることは混んでいるけれど、思ったほどではありませんでした。

ゴッホは有名な美術館の展覧会などでたびたび作品を目にしますが、ゴーギャンはあまり見たことがなかった気がします。

2人とも独特な色使いが目を引く作風ですが、特にゴッホの初期の作品は地味で暗めだったのが意外でした。
作品を見ていくと2人が他の画家から学んだり影響された様子が感じられて面白い。

フランスのアルルでゴッホとゴーギャンが共同生活をして創作に励んでいたことにフォーカスして企画された今回の展示ですが、実際に2人が共同生活をしていたのは2か月ほどの短い期間だったそうです。ゴッホが自分の耳を切り落として入院するという衝撃の事件で共同生活は終焉します。意見が合わないことが多かったようで、口論や喧嘩が絶えなかったようですが、今回の展示を見て、良くも悪くも互いに刺激的な時間だったのだろうと感じました。
ゴッホとゴーギャン展

ゴッホの作品で好きだったのは、アルルで描かれた「耕された畑」という作品。アルルの気候の良さが伝わってくるような明るくて広々とした画面が気持ち良いです。




ゴッホとゴーギャン展

ゴーギャンは「見たものだけではなく、記憶や想像を使って描く」ことをゴッホにもアドバイスしていたそうですが、彼の作品は風景を描いていても非現実感のあるものが多いです。

ゴーギャンの作品では「川辺の女」という作品が印象に残っています。タヒチ時代の作品。「川辺の女」という題名ですが、最初に目に入ってくるのは中央の大きな木です。人間の日々の営みの素朴さが感じられます。


ゴッホとゴーギャン展ゴッホやゴーギャンの作品以外にも彼らに影響を与えた画家たちの作品もいくつか展示されていたのですが、個人的にはモンティセリとシャルル・アングランが気になりました。

アングランの「セーヌ川、朝」という作品がすごく好きです。画面の大部分を川の水面が占めているのですが、見ていて飽きないです。モンティセリの絵の具厚塗りの茶色い画面も面白かった。

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