男じゃつらいよ
日記と聴いたもの、見たものたちの備忘録
2015
08/24
Mon.
20:50:13
アールデコの邸宅美術館(東京都庭園美術館)
Category【美術館めぐり】
東京都庭園美術館の「アールデコの邸宅美術館」展に行ってきました。
アール・デコ(Art Déco)とは、1910年代から1930年代にフランスを中心に流行した、幾何学的なモチーフや流線型や直線の使用を特徴とするデザイン様式です。
東京都庭園美術館の本館は、元々朝香宮邸として建設された邸宅ですが、フランス滞在中にアールデコに魅せられた朝香宮が帰国後、フランス人芸術家アンリ・ラパンに設計を依頼し、宮内省内匠寮の技術者が建築を行うというカタチで建設されました。フランスのアール・デコ様式と日本の高度な建築技術が組合わさった建築作品。国内に現存する代表的なアール・デコ様式建造物のひとつとなっています。今回の展示会ではこの邸宅そのものがメイン作品です。
今回の展示は「建築をみる2015」と「ART DECO COLLECTORS」の2つのプログラムで構成されていました。
「建築をみる2015」は、朝香宮邸であった本館と内部の調度品を鑑賞する内容です。朝香宮邸の設計に携わったアンリ・ラパンの作品やルネ・ラリックのガラス作品などアール・デコでお洒落な調度品がたくさん。邸内も細かなところまで装飾が施してあって、さすがに凝っているなぁという印象。印象的だったのは、邸宅内の各部屋の照明のデザインです。部屋ごとにすべて違うのかな?いろんなデザインの照明があるので、部屋を廻るたびに照明のデザインを確認するのが面白い。
ART DECO COLLECTORSは、国内のコレクターが蒐集したアールデコ作品の展示。フランスで1900年代に使用されていたアールデコ様式のポスターなどが展示されていたのですが、そのデザインが最近目にした1900年代のロシア・東欧のポスターデザインととても似ていて、欧州全体で発展した様式なんだなぁと実感。
ちなみにぼくはこの本でロシア・東欧デザインを見ました。1900年代初頭のまさにアール・デコ全盛期の作品が多数主録されているわけですが、これ読んでいるときはあまりアール・デコだということを意識していませんでした。
朝香宮邸も、ロシア東欧デザインのポスターもアール・デコ様式ということになると思うのですが、建築とポスターデザインとでは、同じ様式でもかなり雰囲気が違うように思います。面白いなぁ。
ポチッとなー!
アール・デコ(Art Déco)とは、1910年代から1930年代にフランスを中心に流行した、幾何学的なモチーフや流線型や直線の使用を特徴とするデザイン様式です。
東京都庭園美術館の本館は、元々朝香宮邸として建設された邸宅ですが、フランス滞在中にアールデコに魅せられた朝香宮が帰国後、フランス人芸術家アンリ・ラパンに設計を依頼し、宮内省内匠寮の技術者が建築を行うというカタチで建設されました。フランスのアール・デコ様式と日本の高度な建築技術が組合わさった建築作品。国内に現存する代表的なアール・デコ様式建造物のひとつとなっています。今回の展示会ではこの邸宅そのものがメイン作品です。
今回の展示は「建築をみる2015」と「ART DECO COLLECTORS」の2つのプログラムで構成されていました。
「建築をみる2015」は、朝香宮邸であった本館と内部の調度品を鑑賞する内容です。朝香宮邸の設計に携わったアンリ・ラパンの作品やルネ・ラリックのガラス作品などアール・デコでお洒落な調度品がたくさん。邸内も細かなところまで装飾が施してあって、さすがに凝っているなぁという印象。印象的だったのは、邸宅内の各部屋の照明のデザインです。部屋ごとにすべて違うのかな?いろんなデザインの照明があるので、部屋を廻るたびに照明のデザインを確認するのが面白い。
ART DECO COLLECTORSは、国内のコレクターが蒐集したアールデコ作品の展示。フランスで1900年代に使用されていたアールデコ様式のポスターなどが展示されていたのですが、そのデザインが最近目にした1900年代のロシア・東欧のポスターデザインととても似ていて、欧州全体で発展した様式なんだなぁと実感。
ちなみにぼくはこの本でロシア・東欧デザインを見ました。1900年代初頭のまさにアール・デコ全盛期の作品が多数主録されているわけですが、これ読んでいるときはあまりアール・デコだということを意識していませんでした。
朝香宮邸も、ロシア東欧デザインのポスターもアール・デコ様式ということになると思うのですが、建築とポスターデザインとでは、同じ様式でもかなり雰囲気が違うように思います。面白いなぁ。
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