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男じゃつらいよ

日記と聴いたもの、見たものたちの備忘録

2015

11/14

Sat.

18:07:22

モネ展(東京都美術館) 

Category【美術館めぐり

モネ展
東京都美術館で開催中のモネ展へ。

言わずと知れた印象派の巨匠モネ。今回の展覧会はフランスの「マルモッタン・モネ美術館」からやって来た作品を見ることができます。マルモッタン・モネ美術館は、モネの次男ミシェルが遺贈したモネが手元に残していた作品を展示している美術館です。モネのプライベートコレクション!

今回の展覧会の目玉はやはり印象派の名前の由来となった「日の出 印象」でしょう。僕もこの絵を一目見たかったのですがですが、この絵の展示は10月18日まで。残念ながら展示会館中には都合がつかず行けませんでした…。

今回のもう一つの話題作「ヨーロッパ橋 サン・ラザール駅」は見ることができました。こちらもとても見応えのある作品!

プライベートコレクションだけあって、これまで見たモネ展とはちがったモネの一面を見ることができました。例えば、風景画が多いモネにはあまりイメージのない肖像画だとか、10代の頃に描いていたカリカチュア(風刺画)だとか。こんなのも描いてたんだ~と。

モネに屋外で絵を描くことを教えたウジェーヌ・ブーダンのスケッチや、モネが師匠と仰いだヨハン・ヨンキントの作品も見ることができましたが、モネがいろんな画家の影響を受けてスタイルを確立させていった様子が見えてとても興味深かったです。ブーダンだったり、ヨンキントだったり、どちらも印象派の先駆けとなった重要な画家だと思いますが、名前も作品も今回初めて知りました。まだまだ知らないことがたくさんあるなぁと実感。

今回一番印象的というか衝撃だったのは、モネの晩年の作品たちです。
モネ
最初この絵が出てきて、「おぉ!?」と思ったのです。モネが何年にもわたり描いたテーマのひとつ「睡蓮」の絵なのですが、有名な睡蓮の絵とは明らかに雰囲気が違いますよね。そのまんまの黒なんていつも使っていないし。筆致もすごく大胆。
今回の展示会の後半は晩年の作品が並んでいましたが、大きなキャンバスにダイナミックな筆致と色彩で描かれた作品が多かったです。
モネ
最後はこんな感じになりました。
モネの庭にあるバラの小道を描いた作品。
何が描かれているのかわからないくらい、抽象画の様な雰囲気。

それまでの作品とはあまりに表現が違い過ぎて面喰ってしまいましたが、これが彼なりに表現方法を進化させた結果なのでしょうか。


モネは晩年白内障に苦しんでいたらしいです。視力もかなり悪くなったし、手術後は視界が青みがかって見えてしまうので黄色いレンズの眼鏡をかけていたそうです。
空気や光の動きを捉えようとしていたモネにとって、視力を失っていくってすごく怖いことだったと思います。芸術家じゃなくたって、見えていたものが見えなくなっていくのは想像しただけでとても恐ろしいことです。モネのような人だったらきっとなおさら。そういう恐怖や焦りの様な感覚が彼の表現方法の変化にも影響しているのだろうかと思ったり。今までとは見え方が変わってしまった世界を表現しようとして行き着いたのが、この絵なのかなと思ったり。

晩年の作品は生前には公開されていなかったらしいですが、こういう作品があったなんて知りませんでした。モネの新たな一面を知ることができたとても面白い展覧会でした!

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