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男じゃつらいよ

日記と聴いたもの、見たものたちの備忘録

2017

01/24

Tue.

08:04:24

日本におけるキュビスム−ピカソ・インパクト(埼玉県立近代美術館) 

Category【美術館めぐり

日本におけるキュビスムちょっと足を伸ばして、埼玉県立近代美術館(MOMAS)の「日本におけるキュビスム展」に行ってきました。MOMASを訪れるのは初めてです。

その名の通り、ピカソやブラックが発展させたキュビスムに影響を受けた日本のアーティストの作品を集めた展示会です。キュビスムとは、三次元に存在しているものを二次元の画面に表現する方法として編み出された表現で、ひとつのものを異なる視点から描いていたり、立方体(キューブ)や錐体を組み合わせたように描かれたりしているのが特徴です。そうした描き方によって、物事の本質や見えていない部分を表現したかったそうです。ピカソの「アヴィニョンの娘たち」がキュビスムの最初の作品とされています。

キュビスム自体がそれほど長い時間に渡る運動ではなかったそうですが、日本におけるキュビスムも、一時的な流行という側面が強く、キュビスム自体を深く突きつめていった画家はそう多くはないそうです。しかしながら、今回の展示では多くの日本画家が、一時的にも、その要素を取り入れた作品を残していることがわかり、キュビスムもしくはピカソの登場が日本の美術界においても大きな衝撃だったことが窺えました。
日本におけるキュビスム
最初はザ・キュビスムといった感じの作品が並びます。これは坂田一男という画家の作品で、一時的にキュビスムを取り入れるだけの画家が多い中、この人は生涯キュビスムの作品を創り続けたそうです。

この作品くらいならまだ何を描いているのかわかるのでイイですけど、だんだんと抽象画の要素が強い作品が出てきて、もはや何を描いているのかわからない作品もたくさんあります。物事の本質や見えていない部分を表現しようとしたキュビスムですが、結局何を描いてるんだかわからなくなってしまっているのはおかしい気もしますね。笑
日本におけるキュビスム
こちらはパッと見キュビスムには見えないですが、キュビスムの手法で対象を分解・再構築された湖の景色です。この作品は、一番最初の風景画の段階からいかにこの形に辿り着いたかのデッサンも展示されていてとても興味深かったのですが、デッサンを順番に見てもなぜ最終的にこうなるのかわかりませんでした。笑

日本におけるキュビスム常設展も良かったです。作品数は多くありませんでしたが、気に入る作品がいくつか。
モネの積みわらシリーズのひとつがあって、これがすごく素敵だと思いました。
モネの連作シリーズの中でも積みわらって地味で、今まであまり良いとは思っていなかったのですが、今回見た積わらは光の加減がすごく好みで、積わらシリーズの自分の中での印象が変わりました。
日本におけるキュビスム
「白の画家」と名前だけ知っていたユトリロの作品を初めて見ることができたのも良かった。今回見た作品は思ったよりも白くなかったけれど。

日本の近代画家の作品もあって、高田誠や斎藤政一という画家の風景画がとても好きでした。

天気の良い日曜日でも混んでいなかったので、ゆっくりじっくり見れて良かったです。ちょっと遠かったけど、なかなか楽しい展示だったな。

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