FC2ブログ
11«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»01

男じゃつらいよ

日記と聴いたもの、見たものたちの備忘録

--

--/--

--.

--:--:--

スポンサーサイト 

Category【スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[edit]

trackback -- |comment --

page top

 

2017

11/23

Thu.

18:17:52

シンドローム(2017) - 鬼束ちひろ 

Category【聴いたアルバム

シンドローム [曲目]
1. good bye my love
2. 碧の方舟
3. 弦葬曲
4. Sweet Hi-Five
5. ULTIMATE FICTION
6. 悲しみの気球
7. シャンデリア
8. 火の鳥
9. good bye my love

(acoustic version)



リリースからだいぶ経ってしまいましたが、2月にリリースされた鬼束ちひろの7枚目のアルバム「シンドローム」。
バンド名義でのアルバムを2014年にリリースしていますが、鬼束名義でのオリジナルアルバムは実に6年ぶりとのこと。活動休止や復帰後の音楽的・ビジュアル的迷走だったり、DV騒動だったり、ファンを不安にさせるばかりだった鬼束さんが、ついに完全復帰を果たしたと言える作品だと思います。僕が聴いているアーティストの中でも一番ファン歴が長いアーティストなので、こうしてまた彼女の音楽が聴けるのは嬉しい限りです。

かつてド派手なメイクでロックな曲を歌ってみたり、酒焼けしたような掠れた声で歌っていたりしたとは思えないほど、キャリア初期の鬼束さんに近い雰囲気に仕上がっています。アルバム全体を通して統一感があって、各曲ともキャリア初期の雰囲気を意識してアレンジされたんだろうなぁというカンジ。個人的には、歌詞についてはキャリア初期の抽象的なものではなく、"good bye my love"のようなシンプルで普遍的な歌詞の曲が多くなるのかなと思っていたのですが、わりと歌詞についてもキャリア初期の雰囲気でした。

原点回帰とも言える今回のアルバム、その理由はアルバム発表後のインタビューで触れられてました。

鬼束さん曰く、以前は自分で曲を書いて、ビジュアルや音楽性も自分自身でプロデュースできるようなスタイルを目指していたそうですが、いろいろやってみた結果、自分にはできない!ということがわかったそうで、最近は、自分が曲を書くけれど、それをどうアレンジ・プロデュースしていくかはプロデューサーにお任せしていて、ファンが求める鬼束ちひろ像に応えていくことを目指しているのだそうです。これまでの迷走はいろいろ試行錯誤していた過程だったのでしょうね。
個人的には、やはりキャリア初期の鬼束さんの作風に戻ってくれたのは嬉しいですが、今後もたまにはいつかの鬼束さんのような道を逸れちゃったようなスタイルの音楽もやってほしいなと思ってしまうのは欲張り過ぎですかね。笑

①good bye my love
♪goodbye my love 貴方を忘れない これからも♪
復帰1作目のシングル曲ですが、「私、実は今でもこんな曲つくって歌えまっせ」と世間に鬼束さんの実力を十分にアピールする仕上がり。いつになくシンプルな歌詞で、とっつきやすいですし。

③弦葬曲
♪剥がれた想いは屑となれ錆びてゆけ 私の元からどんどん薄れてゆけ♪
元々はアルバムタイトルである「シンドローム」という曲名だったそうですが、ストリングスのアレンジが素敵だったので「弦葬曲」に変えたそうです。アレンジもさることながら、サビの伸びやかなメロディが素敵です。叶わぬ恋や想いを歌った曲でしょうか。

④Sweet Hi-Five
♪喜びにも触れずにどこへ行こう 悲しみにも目覚められないままで♪
すごく好きな曲。春先に故郷の街を歩いているみたいな、生温い温度感。迷走してる感じが今の自分の気持ちに合っている気がしてしまいます。

⑤ULTIMATE FICTION
♪夢から夢へと飛び火して 終わりはいつも渦の中
  熱よ共にと蠢いて燃え盛るのを待つ♪

アルバム中最もアグレッシブなアレンジの曲。絶望感漂う歌詞を絶唱する鬼束さんがかっこいいです。ぜひライブで聴いてみたい。
閉塞感にもがいているような世界観がシャンデリアと似ているような気がして、自分の中ではこの2曲はセット。

⑥悲しみの気球
♪そんな薄い翼で何処に飛んでゆけるというの
  堕ちる時には悲しみの気球になる 私の小さな翳りを見つけて♪

他の曲は本アルバム制作にあたって書き下ろしたそうですが、この曲は2000年頃(デビューした頃)に作った曲だそうです。今歌っても全然違和感がなくて、良い意味で今も昔もきっとこれからも、鬼束さんは鬼束さんなのだと感じられる曲です。

⑦シャンデリア
♪ネオンの耳鳴りも無視したままで 私は求めて壊れる あなたが望んだとおりに♪
Siaを敬愛してるという鬼束さんですが、この曲はSiaの"Chandelier"に着想を得て書いたんだとか。タイトルそのまんまやん。鬼束さんとSia、翳りがある雰囲気とか破滅的な衝動を秘めていそうなところとか、共通項があるような気がします。
Siaの書いた曲を鬼束さんに、もしくは鬼束さんの曲をSiaに歌ってほしいと思わせる一曲。

⑧火の鳥
♪億千の夜を越えて貴方の翼になりその背を押してゆく
   生きる意味など他には何も要らないから♪

歌詞の「誰のようにもなれない不安を覚えて 私のことを信じる私を感じてる」という一節がすごく好きです。鬼束さんの姿に重なるような感じもします。
収録曲の中で最も初期のスタイルから遠い曲だと思います。歌詞的に。「生きる意味など他に何も要らない」と歌っていますが、デビューした頃は生きる意味を見つけられていないような曲ばかりだったことを考えると、こんな温かくて優しい曲も書くようになって、鬼束さんも変わったんだなぁとしみじみ。
鬼束さんの歌手としての想いを歌ってるようにも聴けるし、大切な誰かに向けて歌っているようにも聴けて、すごく素敵な曲だと思います。

アルバム視聴トレイラー
スポンサーサイト

thread: 本日のCD・レコード

janre: 音楽

tag: アルバムレビュー 

[edit]

page top

 

コメント

page top

 

コメントの投稿

Secret

page top

 

トラックバック

トラックバックURL
→http://secretomio.blog60.fc2.com/tb.php/1180-53225659
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。