男じゃつらいよ
日記と聴いたもの、見たものたちの備忘録
2018
01/20
Sat.
10:53:24
ゴッホ展 巡りゆく日本の夢(東京都美術館)
Category【美術館めぐり】

すでに年末休みに突入しているタイミングだったので、結局大混雑していましたが。。。
思ったよりもゴッホの絵画作品は点数が少ない印象でした。ゴッホのイメージでもある明るい色彩で描かれたアルル時代の作品が多いのかなと思っていましたが、少なかったかな(アルル時代の有名な作品「寝室」が見られました)。一方、ゴッホに大きな影響を与えた浮世絵の作品や手紙や資料などの展示がかなり充実していました。今回のゴッホ展の前に、国立西洋美術館でやっている「北斎とジャポニスム展」を見たのでデジャヴ感。笑
今回の展覧会に先駆けて、ゴッホの晩年の物語を描いた映画「ゴッホ 最後の手紙」を観ていたので、「あの頃の絵かなぁ」とストーリーを思い起こしながら楽しく鑑賞できたのは良かったです。

海を描いた作品がありました。
ゴッホの海の絵ってあまり多くない気がするので、新鮮に感じました。
こちら(↓)の絵は、ゴッホっぽくなくてとても印象に残っています。サン・レミの療養所に入っている頃の作品です。ちょっと怖いですよね。生命力が感じられなくて、なんだか森の向こうはあの世に繋がっているかのような雰囲気です。こんな絵も描いていたんですね。

ゴッホに影響を受けた日本人画家の作品もいくつか展示されていました。
佐伯祐三という画家の作品が好きだなと思って、後でネットで他の作品も調べてみたら、街の風景を描いた場末感溢れる作品が多くてすごく自分好みでした。この人もゴッホのように短命だったようで、残っている作品はそこまで多くないみたいですが。

思ったよりもゴッホの絵画作品の展示は少なく感じたのですが、今まで見たことのあるゴッホ作品とは一味違った作品が見れたのは良かったかな。

スポンサーサイト
« Woman (2013) - Rhye | Music Up to Date 20180115 »
コメント
トラックバック
| h o m e |