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男じゃつらいよ

日記と聴いたもの、見たものたちの備忘録

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2018

01/31

Wed.

23:31:04

ボストン美術館パリジェンヌ展(世田谷美術館) 

Category【美術館めぐり

ボストン美術館パリジェンヌ展(世田谷美術館)世田谷美術館で開催中のパリジェンヌ展に行ってきました。世田谷美術館は初めて行きましたが、アウトサイダーアートを収集している美術館なんですね。今回はボストン美術館展ということで展示品の多くはボストン美術館のものだったと思います。

テーマはパリジェンヌということで、18世紀~20世紀くらいまでのパリに生きる女性に焦点を当てた展覧会です。"パリジェンヌ"というと皆が憧れるようなスタイリッシュな感じがしますが、18世紀あたりの時代は、文化の最先端パリにおいても女性の地位はまだまだ低いものでした。女性が社会に出て働くということはなく、子育て・家事に専従して家庭を切り盛りするべきとされていました。19世紀、印象派の時代になると、本展でも作品が展示されているメーアリー・カサットやベルト・モリゾといった女性画家も出てきますが、この頃はフランスの美術学校はまだ女性の入学が禁じられており、時代が女性たちに追いついていませんでした。
ボストン美術館パリジェンヌ展(世田谷美術館)
こちらは読書をする女性を描いたカサットの作品。この時代は女性が読書をすること(知識を得たり学んだりすること)がまだ特別なことでしたが、カサットやモリゾは、自分の意志で社会を生きる女性の姿を多く描いています。

展示品の中に、当時の先進的な女性を揶揄する風刺記事がありましたが、女性の立場が低かった状況とともにこの時代に急速に女性の社会進出が進んだということが感じられて興味深かったです。
たしか「北斎とジャポニスム展」で読んだ気がしますが、カサットと親しかったドガは、カサットのデッサンの上手さに「女なのにこんなに上手いなんてありえない!」と驚いたそうです。当時の前衛的な画家であるドガでさえこの調子ですから、この時代にはそう考える男性も多かったのでしょうね。

ところで、チケットに絵が描かれている2枚の絵画、左側の絵はマネ作の「街の歌い手」という作品です。酒場で歌う小汚い感じの流しの女性歌手を描いているのですが、最近この女性が画家もやっていてサロンへの出展歴もあるということがわかったそうです。男性社会の中でも、こんな風に日々を懸命に行きながら芸術活動に勤しむ女性がどんどん増えていたのでしょうね。
右側の絵は、肖像画で知られるサージェントの作品です。サージェントの作品は初めて。とっても優雅な佇まいに、さすがパリジェンヌ、と思いきや、実はパリジェンヌではなく、パリジェンヌに憧れるアメリカ人女性だそうです。笑

日記用パリ、パリジェンヌといえば、ファッションも忘れちゃいけません。展示品の中には当時の最新ファッションを紹介した雑誌やドレスなんかも展示されていました。18世紀のパリの女性の間で流行っていた髪型が、先日マ○コ会議で見たイマドキの女子高生の間で流行っている「盛り髪」と同じ方向性だったのが面白かったです。盛り髪のルーツはパリだったのか。

絵画の作品数はあまり多くはありませんでしたが、当時の女性の社会的な立場や社会進出の様子を知ることができて興味深い展覧会でした。
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thread: 美術館・博物館 展示めぐり。

janre: 学問・文化・芸術

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