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男じゃつらいよ

日記と聴いたもの、見たものたちの備忘録

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2018

03/11

Sun.

16:59:35

ルドン 秘密の花園(三菱一号館美術館) 

Category【美術館めぐり

ルドン 秘密の花園(三菱一号館美術館)三菱一号館美術館で開催中のルドンの展覧会に行ってきました。最近象徴主義やナビ派あたりに興味があるので気になっていた展覧会です。

オディロン・ルドンは、1840年生まれのフランス人画家です。1840年というと、印象派の画家モネと同い年。印象派の画家たちと同じ時代に活躍した画家ですが、彼の作品は象徴主義というジャンルに分類されます。印象派の画家たちが空気や光などをキャンバスに忠実に描こうと写実性を極めていったのに対して、象徴主義の画家たちは、目に見えるものだけではなく、目に見えない感情や感覚、イメージまでも描こうと試みました。

ルドンの作品は、「黒の時代」と「色彩の時代」という2つの作風に分けられます。黒の時代は木炭画やリトグラフ(石版画)の作品が多かったキャリア初期の作風。キャリア後半の色彩の時代になると、油彩やパステルなどを用いたカラフルな作品が増えます。
ルドン 秘密の花園(三菱一号館美術館)
黒の時代の作品。この作品のように人の顔がついた植物だったり、妖怪のような生き物だったり、摩訶不思議なモチーフが多いです。画面が白黒ということもあって、異世界…というよりホラーな雰囲気が漂います。シュルレアリスムにも通ずる奇妙な感じがありますね。

個人的に、リトグラフの作品って、小品が多いし、ついつい油彩画ばかりに目が行ってしまいがちなのですが、ルドンの木炭画やリトグラフは怪しい世界観が凄く面白いと思いました。


ルドン 秘密の花園(三菱一号館美術館)
色彩の時代の作品は、チケットに描かれている作品のように、色彩豊かな世界が広がります。ぼや~っとしたタッチとカラフルな画面がとても幻想的。描かれているモチーフも神話や聖書から取材されているものだったり、蝶や花だったり、黒の時代とは趣が全く異なります。

色彩の時代の作品で好きだったのは、「祈り、顔、花」という作品。色彩の時代の作品の中では、暗めの作品ですけど、とても安らかな感じがして好きです。



ルドン 秘密の花園(三菱一号館美術館)花を描いた作品を集めて展示しているコーナーがあったのですが、その中の一枚。他の花を描いた作品は、ルドンらしいぼやっとした幻想的なタッチで描かれているのですが、この作品だけ描き方が違っていて印象的だったのと、すごく丁寧に描かれていて綺麗だなぁと思いました。ポストカードにして欲しかったです。笑

花の絵では、今回の展覧会の目玉でもある三菱一号館美術館所蔵の「グランドブーケ」も印象的でした。お金持ちの邸宅を飾る壁画として描かれた作品で、小さ目の作品が多いルドンには珍しい大型作品。パステルで軽やかに描かれた明るく華やかな特大サイズのブーケ。

ルドン初鑑賞となった今回の展覧会ですが、異世界に引き込まれていきそうな黒の時代の作品と、安らかな夢の世界に誘うような色彩の時代の作品、180℃異なる世界観のギャップがすごく面白くて、展覧会で見た作品を思い出す度にじわじわと好きになっているような気がします。
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thread: 美術館・博物館 展示めぐり。

janre: 学問・文化・芸術

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