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男じゃつらいよ

日記と聴いたもの、見たものたちの備忘録

2015

05/03

Sun.

21:34:39

初期伊万里展(戸栗美術館) 

Category【美術館めぐり

日記用渋谷の戸栗美術館で開催中の初期伊万里展に行ってきました。

趣味がジジくさくて、こんなんだからモテないのかなぁと思ったりもしますけれど、今は考えないことにします。笑

戸栗美術館、今回初めて訪れましたが、東洋陶磁器を収蔵している美術館とのこと。
閑静な住宅街にある小さな美術館なのですが、今年は肥前地域の陶磁器をテーマにした展覧会を4回開催するそうで、また来たい。ウェブサイトの学芸員のブログや解説もしっかりしていて、とても勉強になります。

今回の展示のテーマは「初期伊万里」ということで、伊万里焼(有田焼とも言う)の黎明期の作品に焦点を当てた内容です。

伊万里焼というと、華やかな色絵が美しい柿右衛門や鍋島が有名だと思います。僕が伊万里焼に興味を持ったのも、色絵の美しい伊万里焼のコーヒーカップを目にしたことがきっかけなのですが(例によってコーヒーカップw)、今回の初期伊万里というのは、藍色の染付によるデザインが中心で、現在の伊万里焼とはだいぶ趣が異なります。

日記用日記用
17世紀初頭に、朝鮮から連れて来た陶工の力を借りて誕生したのが伊万里焼。日本最初の磁器です。左が初期伊万里の器。焼くと藍色に発色する呉須という顔料を使って絵付けをしていました。今回展示されていた初期の作品には、形が歪んでいるものや、焼いている最中に降りかかった灰や塵が付着しているもの、作り手の指の跡がついているものなど、まだまだ技術が未熟な様子が伺えるものもたくさんありましたが、だんだんと技術が向上して美しい器になっていく過程がとても興味深かったです。当時の陶工たちが試行錯誤を重ねながら作陶している様子が伝わってくるようです。

右は柿右衛門様式の器。濁手と呼ばれる乳白色の下地と鮮やかな色彩が特徴です。その美しさから当時の西洋人の間でも人気に。マイセンなど西洋の有名窯元も柿右衛門の文様を模した磁器を作成しています。
日記用日記用
鍋島(左)と古伊万里様式(右)
鍋島は元々朝廷や大名への贈答品として作られていました。
古伊万里様式は金彩を施した豪華なデザインが特徴的。古伊万里のコーヒーカップとか、すごくゴージャスなんですよ。
こんな美しい磁器が作れるのも、昔の人が試行錯誤しながら技術を蓄積してきたおかげなんですね。

ややマニアックな美術館のややマニアックな展覧会。年齢層もかなり高かったです。笑  が、いろいろ勉強になりました。また伊万里焼を中心にした企画展が開催されるらしいので楽しみです。

ポチッとなー!!
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